春一番のあとの嵐が去ったあとに春がきた。
春というより五月くらいの気候だ。
自転車で子供をプールに送ったあとで、駐輪場の年間受付にいく。
次の一年も今までと同じく少し遠い駐輪場にした。
料金が少し安いのと、いつも係のおじさんがいるから。
おじさんとは時々挨拶したり少し言葉を交わしたりする。
きまって「この自転車いいね、軽いでしょう」とか、いくらするの?と質問される。
それから「ぬすまれっからかぎかけなよ」とか。
はいはい、と答えながら僕は鍵を前後輪ふたつかぎをかける。
そんなやり取りをするのが朝の楽しみだ。
コメント
コメントを投稿