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傘のワカオさんを訪問した

手持ちの折りたたみ傘の骨が壊れたので修理に出した。
御徒町駅近くのワカオさんに修理を依頼し、出来上がったということなので受け取りに行く。
店は6時までなので、職場を定時17時半に出ないと間に合わない。
雨が降っていたが6時10分前にお店に到着。
ガラガラと引き戸を開けて「ごめんください」と声をかける。
そういや「御免下さい」と言わなければならない場面は最近お目にかからない。
奥から職人らしきオヤジさんが出てきた。
修理の引き取りに来たことを告げると二千円とのこと。
小銭がなく1万円札を出すと、「釣りがない」という。「近所で両替してくっから」と店を出て行った。
店内にはいろいろな傘が置いてある。値札がない。
おお、私が持っている「超軽量カーボン傘」が置いてある(別のネット通販で買った)。
ここ(ワカオさん)で作っていたのか!
オヤジさんが帰ってきてつり銭をもらった。
軽量のカーボン傘いいですね、愛用してます、と言うと、「軽いけど結構弱いんだよね」とのこと。
私は壊れたことはないし、風にも強いと思っていた。
風にあおられると壊れるんだよ、とのこと。そうか。

このカーボン傘はほんとうに軽い。手に持つとわかる。傘とは思えない。
自転車に例えれば、12,3キロのクロスバイクに乗っている人が、7キロくらいの軽いロードバイクに乗ったときの衝撃に近い。「えっ、何これ、傘なの?」

オヤジさんはこれを機にいろいろ私に説明を始めてくれた。
内張りの傘、つまり傘の布が二重になっていて傘の骨が見えない傘を見せてくれた。
髪の毛が傘の骨に引っかからないような造作だという。しかも内側の布の柄がおしゃれな感じ。
これは女性に受けそうだ。(=カミさんへのプレゼントにいいかも!)
他では作っていないという。そりゃそうだ、見たことないし、つくるのにすごく手間がかかりそうである。
恐る恐る価格を聞いてみると25Kくらいらしい。
値段は言い値だからね、という。
他にはこんなのないし、手間もかかるからそういう事なんだろう。

そのうち話の流れで傘の布の縫い方を見せてくれた。店に置いてあるすごく古い工業用ミシンを動かして実際に傘の布を縫いあわせて見せてくれた。素人には簡単に見えるがRのついた2つの布を綺麗に縫うのは難しいという。こういった職人芸?を持った方はきっともう少ないんだろうと思う。

他にも絹張りの傘(艶がきれい!)、犬用傘(意外と売れるらしい)、学校から記念品としての傘の注文があること(末広がりで縁起物だということ)など、いろんな話を聞いた。

そうこうしていたら30分も経ってしまった。

今度はカミさんを連れてこようと思う。

修理した傘をさして家路を急いだ

※家に帰ってからHPを見てみた。お店で見た傘は一切Webには載ってない。
 きっと1点モノだから載せられないのだろう。






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