BRM127の覚書
今年初めてのブルべは千葉の200km。
装備は去年とほとんど変わらず。ホイールは空気抜けが心配だったが去年最後の300kmでラテックスチューブのチューブラータイヤは大丈夫だったので、200kmもOKだろうと判断。サドルは借り物でお試し中のセラSMPフォルマ。このブルべで問題なかったら買うつもりだ。
前日の土曜日にベルやライト、サドルバッグ、ライト、後方確認用ミラーなどを取り付けておく。GPSは持ってない。当日は8:00スタートなので5:30に起床、クルマに自転車を詰め込んで6:00丁度に家を出発する。コンビニで朝食を購入。温かいお茶、マフィン、おにぎり一個、コロッケパン、フレンチトースト。フレンチトーストは結局食べられず余計な買い物となった。
6:50まえにスタート地点の袖ヶ浦海浜公園に到着。すでに一緒に走る仲間は来ていた。7:00に受付し、スタートは8:00となる。
ブリーフィングでルート変更の知らせがあった。AJ千葉のWebサイトはチェックしていなかったが、誰かのルートラボのルートにそのように変更後のルートが書いてあった。昨晩それを見た時は間違いじゃないか、と思ったがそういうことだったのかと納得。車検して予定通り8:00にスタートした。スタート前に自転車を立て掛けておいたらおりからの強風で自転車が倒れてしまった。ああ、借り物のサドルに傷がついてしまった。これでいよいよ買わざるをえなくなってしまった。
自転車店のタケシさんに何とあやまろうかと、そんなことを気にしながらいつものルートを走って養老渓谷を目指す。今回のルートはひたすら山を避けているのでありがたい。普通なら大福山登るでしょ、というところもスルーして行く。道端に雪がほんの少し残っているだけで心配はない。養老渓谷手前の線路沿いの道を走っていたら小湊鉄道の気動車とすれちがった。なかなか見かけることは珍しいので今日はなんかいいことあるんじゃないかと思った。
あっという間にPC1の太田商店に到着。朝から揚げ物など惣菜が揃っていた。いつもそうなのかしら?ブルベ用?さすがに朝から揚げ物もつらいのでどら焼きとヤマザキランチパック、MAXコーヒーで補給。甘いものばかりだ。
しばらくすると8:10スタートと思われる集団が到着して混雑してきたので出発する。
山を超えて興津に降りるルートを走る。ここは夏休みに海に家族で行く時のルートである。冬場に通るとまた違う雰囲気だ。興津に出ると海沿いの町中を走って行く。僕は外房の生まれだからこういう外房の海辺の風景が懐かしい。よく配達で来たところだ。子供の頃とたいして変わっていないと思ったりする。行川アイランドの駐車場も昔のまま、入場券券売所もそのまま残っている。中はどうなっているんだろうか?
行川アイランドが閉園する夏にまだ1歳半の息子を連れていった。多分彼の記憶にはないだろう。
僕は生まれが近くの町だから小さい頃から遠足や、何やらで行川アイランドへ遊びに行った。その頃の風景は今もよく覚えている。園に入って最初の見ものはフラミンゴショウだ。フラミンゴが音楽に合わせて集団で動き回るもの。大人になって見てみると、フラミンゴを操る係りの人がどうやって操作するのかが目についた。もちろん子供の頃も同じようにしていたはずだが、子供の目にはフラミンゴを操る人は目に入っていなかった。また、ショウを見るスタンドもものすごく広いはずだったのに、大人の目ではなんだ、こんなもんだったか、狭いなと感じられた。
その次見ものはクジャクのダイブだ。山の上からクジャクが飛んできて目の前に着陸し、美しい羽を広げて見せるもの。よくみると山の上では係りの人がクジャクを突き落としているではないか!これも子供の頃は気がつかなかった。僕が好きだったのは、園の奥にある斜面に作られた滑り台だ。とても大きく高くて幅が広く、周りには石が埋め込まれていた。大人になって見たらビックリこんなに小さかったのかと。
滑り台は知らない子供がたくさん滑っていて、その中にはいれず、でも滑りたくて母親に一緒に滑れと僕は泣いてたのんだ。一度滑ってもらうとすぐに慣れてしまい、延々と滑っていた記憶がある。滑り台の下では今の僕より若い30代の母親が僕を見ていたのだろう。一体どんな思いだったのか?
行川アイランドの前の長い信号を待っている間にそんなこと思い出していた。
ブルべに戻る。
おせんころがしのところにシークレットポイントが設置されてあった。ブルべカードにチェックしてもらって大きな苺をいただく。毎度こういった差し入れが嬉しい千葉ブルべなのである。その後のおせんころがしの海岸沿いからみた海の眺めは最高だった。天気が良かったので海も真っ青、仲間と離れてしばらく写真を撮った。
トンネル抜けると小湊の誕生寺の裏から国道に出る。
鯛の浦の海も真っ青でとても綺麗だった。心配していた風もそれ程でなく助かった。
しかし、和田のあたりからなぜか仲間のペースが上がり、ついていくのに精一杯。ここですっかり脚を使ってしまった。
そういうわけであっという間にPC2に到着。PC2手前で大島がよく見えたので撮影。
PC2のセブンイレブンでお昼ご飯。いつも思うのだがセブンイレブンのお弁当が一番うまいと思う。今日はミートソーススパゲティと塩にぎり、海苔みそ汁。流行言葉で言うと僕のセブン飯の鉄板です。
日当りが良いと暖かく、少し春を感じた休憩だった。
もう半分は過ぎている。館山に抜けて旧三芳村に入る。道の駅でトイレ休憩+ソフトクリーム。ソフトクリームにはあんこが混ぜてある。僕好みの味だ。
ここからしいたけに向けてが今日の一番の峠。良いペースで進んでいたが傾斜がきつくなるところで切れてしまった。しばらく一人旅。ちょっと気楽になる。しいたけの下り、ちょうど後ろからバイクライダーが3台ほどやってきた。下りがうまかったら、バイクなんて振り切れるんだけど、一昨年の落車の後遺症(としておく)で下りが怖い。体が怖がっている。バイクにあっという間にパスされてしまった。
長狭街道に出てまた登る。もみじラインに入るところで仲間が待っていてくれた。寒くなって下りなのでウインドブレーカーを装着。もみじは下り加減なのだが微妙に上り下りしている。途中の少し長い登りでまた切れてしまった。ちょうどボトルの水が無くなった。志駒の霊水で水を補給。
しばらく行くと最後のPC3の更和セブンイレブン。今日は鹿野山には登らず海沿いを走る。甘いものを補給して皆より先に出る。どうせ切れるので先に逃げるのだ。舞子海水浴場のあたりからの東京湾の夕暮れの風景は素敵でした。
大貫の海水浴場のあたりでちょうど日暮れ。写真を撮っていたらみんなに追いつかれた。まあいい、これから先にもう坂は一つもない。あとはゴール迄ひたすら走るだけ。
途中、木更津基地の前あたりで新しい道が出来ていて、旧を行くのか、新しい道を行くのか迷った。そこで今日初めてキューシートを出して見た。使わないと思っていたが持って来てよかった。
今回のタイムは10時間24分。休憩沢山しながら走ったからこんなもんだ。その割にはちょっと疲れた200キロだった。
今年初めてのブルべは千葉の200km。
装備は去年とほとんど変わらず。ホイールは空気抜けが心配だったが去年最後の300kmでラテックスチューブのチューブラータイヤは大丈夫だったので、200kmもOKだろうと判断。サドルは借り物でお試し中のセラSMPフォルマ。このブルべで問題なかったら買うつもりだ。
前日の土曜日にベルやライト、サドルバッグ、ライト、後方確認用ミラーなどを取り付けておく。GPSは持ってない。当日は8:00スタートなので5:30に起床、クルマに自転車を詰め込んで6:00丁度に家を出発する。コンビニで朝食を購入。温かいお茶、マフィン、おにぎり一個、コロッケパン、フレンチトースト。フレンチトーストは結局食べられず余計な買い物となった。
6:50まえにスタート地点の袖ヶ浦海浜公園に到着。すでに一緒に走る仲間は来ていた。7:00に受付し、スタートは8:00となる。
ブリーフィングでルート変更の知らせがあった。AJ千葉のWebサイトはチェックしていなかったが、誰かのルートラボのルートにそのように変更後のルートが書いてあった。昨晩それを見た時は間違いじゃないか、と思ったがそういうことだったのかと納得。車検して予定通り8:00にスタートした。スタート前に自転車を立て掛けておいたらおりからの強風で自転車が倒れてしまった。ああ、借り物のサドルに傷がついてしまった。これでいよいよ買わざるをえなくなってしまった。
自転車店のタケシさんに何とあやまろうかと、そんなことを気にしながらいつものルートを走って養老渓谷を目指す。今回のルートはひたすら山を避けているのでありがたい。普通なら大福山登るでしょ、というところもスルーして行く。道端に雪がほんの少し残っているだけで心配はない。養老渓谷手前の線路沿いの道を走っていたら小湊鉄道の気動車とすれちがった。なかなか見かけることは珍しいので今日はなんかいいことあるんじゃないかと思った。
あっという間にPC1の太田商店に到着。朝から揚げ物など惣菜が揃っていた。いつもそうなのかしら?ブルベ用?さすがに朝から揚げ物もつらいのでどら焼きとヤマザキランチパック、MAXコーヒーで補給。甘いものばかりだ。
しばらくすると8:10スタートと思われる集団が到着して混雑してきたので出発する。
山を超えて興津に降りるルートを走る。ここは夏休みに海に家族で行く時のルートである。冬場に通るとまた違う雰囲気だ。興津に出ると海沿いの町中を走って行く。僕は外房の生まれだからこういう外房の海辺の風景が懐かしい。よく配達で来たところだ。子供の頃とたいして変わっていないと思ったりする。行川アイランドの駐車場も昔のまま、入場券券売所もそのまま残っている。中はどうなっているんだろうか?
行川アイランドが閉園する夏にまだ1歳半の息子を連れていった。多分彼の記憶にはないだろう。
僕は生まれが近くの町だから小さい頃から遠足や、何やらで行川アイランドへ遊びに行った。その頃の風景は今もよく覚えている。園に入って最初の見ものはフラミンゴショウだ。フラミンゴが音楽に合わせて集団で動き回るもの。大人になって見てみると、フラミンゴを操る係りの人がどうやって操作するのかが目についた。もちろん子供の頃も同じようにしていたはずだが、子供の目にはフラミンゴを操る人は目に入っていなかった。また、ショウを見るスタンドもものすごく広いはずだったのに、大人の目ではなんだ、こんなもんだったか、狭いなと感じられた。
その次見ものはクジャクのダイブだ。山の上からクジャクが飛んできて目の前に着陸し、美しい羽を広げて見せるもの。よくみると山の上では係りの人がクジャクを突き落としているではないか!これも子供の頃は気がつかなかった。僕が好きだったのは、園の奥にある斜面に作られた滑り台だ。とても大きく高くて幅が広く、周りには石が埋め込まれていた。大人になって見たらビックリこんなに小さかったのかと。
滑り台は知らない子供がたくさん滑っていて、その中にはいれず、でも滑りたくて母親に一緒に滑れと僕は泣いてたのんだ。一度滑ってもらうとすぐに慣れてしまい、延々と滑っていた記憶がある。滑り台の下では今の僕より若い30代の母親が僕を見ていたのだろう。一体どんな思いだったのか?
行川アイランドの前の長い信号を待っている間にそんなこと思い出していた。
ブルべに戻る。
おせんころがしのところにシークレットポイントが設置されてあった。ブルべカードにチェックしてもらって大きな苺をいただく。毎度こういった差し入れが嬉しい千葉ブルべなのである。その後のおせんころがしの海岸沿いからみた海の眺めは最高だった。天気が良かったので海も真っ青、仲間と離れてしばらく写真を撮った。
トンネル抜けると小湊の誕生寺の裏から国道に出る。
鯛の浦の海も真っ青でとても綺麗だった。心配していた風もそれ程でなく助かった。
しかし、和田のあたりからなぜか仲間のペースが上がり、ついていくのに精一杯。ここですっかり脚を使ってしまった。
そういうわけであっという間にPC2に到着。PC2手前で大島がよく見えたので撮影。
PC2のセブンイレブンでお昼ご飯。いつも思うのだがセブンイレブンのお弁当が一番うまいと思う。今日はミートソーススパゲティと塩にぎり、海苔みそ汁。流行言葉で言うと僕のセブン飯の鉄板です。
日当りが良いと暖かく、少し春を感じた休憩だった。
もう半分は過ぎている。館山に抜けて旧三芳村に入る。道の駅でトイレ休憩+ソフトクリーム。ソフトクリームにはあんこが混ぜてある。僕好みの味だ。
ここからしいたけに向けてが今日の一番の峠。良いペースで進んでいたが傾斜がきつくなるところで切れてしまった。しばらく一人旅。ちょっと気楽になる。しいたけの下り、ちょうど後ろからバイクライダーが3台ほどやってきた。下りがうまかったら、バイクなんて振り切れるんだけど、一昨年の落車の後遺症(としておく)で下りが怖い。体が怖がっている。バイクにあっという間にパスされてしまった。
長狭街道に出てまた登る。もみじラインに入るところで仲間が待っていてくれた。寒くなって下りなのでウインドブレーカーを装着。もみじは下り加減なのだが微妙に上り下りしている。途中の少し長い登りでまた切れてしまった。ちょうどボトルの水が無くなった。志駒の霊水で水を補給。
しばらく行くと最後のPC3の更和セブンイレブン。今日は鹿野山には登らず海沿いを走る。甘いものを補給して皆より先に出る。どうせ切れるので先に逃げるのだ。舞子海水浴場のあたりからの東京湾の夕暮れの風景は素敵でした。
大貫の海水浴場のあたりでちょうど日暮れ。写真を撮っていたらみんなに追いつかれた。まあいい、これから先にもう坂は一つもない。あとはゴール迄ひたすら走るだけ。
途中、木更津基地の前あたりで新しい道が出来ていて、旧を行くのか、新しい道を行くのか迷った。そこで今日初めてキューシートを出して見た。使わないと思っていたが持って来てよかった。
今回のタイムは10時間24分。休憩沢山しながら走ったからこんなもんだ。その割にはちょっと疲れた200キロだった。
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