スキップしてメイン コンテンツに移動

BRM614千葉600km(茂木クラシック・時計回り)その2

PC3からPC4の茂木までが今回のブルべのハイライトとも言える。大きな峠が二つ、筑波山の不動峠と石岡市と笠間市の間にある道祖神(どうろくじん)峠である。
とくに道祖神峠は斜度が非常に厳しい。

まずは筑波山の麓の麦畑を眺めながら峠に向かう。直線道路の気持ちのいいところだ。
Img_8210

峠近くにくると、これから登る、もしくは下って来て休憩している自転車乗りの姿が見える。登っている最中もユックリ下って来る自転車乗りと何人もすれ違った。後方からどんどん追い抜かれる事もあった。
こちらは600kmブルべでまだ3分の1も来ていないので、ここで脚を使わないようユックリ登る。峠の手前がすこし斜度がキツかったくらいでなんとかこなす。
フルーツラインを北上するとちょうどいいところにセーコーマート八郷小幡店がある。ちょっとおにぎりを補給した。
フルーツラインを北上し目の前に山が迫って来る。道祖神峠は麓からいきなり12、3%の坂があらわれる。ほぼ全編10%以上あるのではと思わせる無茶っぷりな激坂である。
途中腰が痛くて一度休憩しなんとか登り切った。ちょうど前に同じくらいのペースのブルべライダーがいたので励みになった。

峠を下り切ると笠間の駅前。そこからあまりたいしたことない鳩の山峠を越えて茂木に向かって下っていく。
下りの道と同じ方向、北向きに流れる川は逆川というらしい。他の川とは逆向きに流れているからそういう名前がついたのであろう。
あっと言う間に茂木に到着。

フルーツラインの途中から雲が多くなり、茂木に着く前には真っ黒い雲が前方北側と後方南側両方にみえてきた。多分雨が降っていると推測。しかし茂木の辺りはまだなんともない。すこし水滴が落ちてくる程度。
PC4のセブンイレブンで休憩していると、はたしてポツポツと雨が降って来た。
スマホで雨雲情報を見ると、ちょうど茂木辺りは降っていないが、これから走っていく先は明らかに雨が降られる事がわかった。そのようなことを周りのブルべライダーと情報交換し、雨装備に換装する。
先日購入したレインジャケットとパンツの威力を試す機会が来たのだ。
準備が終わる頃にはすっかり雨が降り始めていた。

AJ千葉のスタッフの方から茂木のスイーツグルメ情報を聞きつけたので、雨であるが洋菓子店でパイシューを購入。オイシかった。
Img_8214

自転車には泥よけも着けているのでいくら雨が降っても巻き上げるドロしぶきはあまり気にしなくていい。これはとても爽快だ。以前は跳ね上げた水がお尻を濡らすのを嫌ってとろとろ走っていたからである。
茂木のサーキットの坂はきつくはないが、レインジャケットのおかげでとても暑く汗だくになってしまった。
しかしそこはゴアテックス、自転車で風を切るとすーっと冷たい空気がレインパンツを通して中に入ってくるのがわかった。
城里町につくころにはすっかり暗くなり、雨も相変わらず降り続いていた。
雨の中独りでしばらく走る事になる。

つづく



コメント

このブログの人気の投稿

アキレス腱再断裂後の手術をしてから11週間が経過した。 やっとジョギングができるようになるまで回復したが、まだまだ。 左足の筋肉が全く落ちてしまい、左右のバランスが悪く走っていても身体に悪そう。 少しづつリハビリ矯正して左右を合わせていかなければならない。 まだまだ再断裂の危険はある。医者には「手術したからほぼ再断裂はないよ」とは言われているが。

アキレス腱を再断裂した

ブログも久しぶり。最近はSNSや果てはVLOGなるものも出て来ていて今更ではあるが、リハビリがてらブログを更新してみる。 今年2021年に入ってすぐ、1月10日にアキレス腱を切ってしまった。 それはサッカー仲間といつも通りプレーしていた時、突然後ろから蹴られた!足が攣った!強い衝撃が左足を襲った。 すぐピッチに倒れ込み、痛さで動けなかった。 サッカー仲間に抱えられピッチの外へ出された。 しばらく激痛を我慢していた、少し痛みがきえた。その時はアキレス腱を切ったとは微塵にも思っていなかった。 仲間がサッカーをプレーするのを見届けて、自家用車で帰った。歩行は難しかったが、歩けないことはなかった。 帰りに独りでラーメン屋に寄ってお昼を食べて自宅に帰った。 歩きづらいがなんとか生活はできていた。 翌月曜日は祝日だった。痛みはないが、足がどうも言うこと聞かないので、ちょっとググってみた。 アキレス腱を切った時にふくらはぎを押しても足先がうごかないと言うことを知った。僕はまさにその通りの症状であった。 これはアキレス腱をやってしまった、と悟った。 翌火曜日に病院へ行ったところ、あっさりアキレス腱断裂の診断が下された。 医師は手術することを勧めてくれた。でも入院が必要とのこと。 その頃仕事がとても忙しく、休める状態ではなかったし、何より手術は怖い。 手術せず、そのままギプスをして治す保存治療を選択した。医師はなかなか同意してくれなかったが。 実は色々ネットで事前に調べていて、手術しても保存治療と大差ないことを知っていたからである。 コロナで病院の経営も大変だからお金がかかる手術を勧めたのではないか?とも余計な邪推をしたりした。 アキレス腱断裂は短くても半年、長いと一年回復までにかかる。   ーーーーー 2週間ギプスと松葉杖の生活を経てから、ギプスを外し、装具をつけての生活を続けた。 8週間経って装具も無しで歩行できるようになった。かなり左足のアキレス腱付近の筋肉のつっぱり感はあって、スムーズには歩けなかった。 日々の歩行練習をすることで、違和感も少なくなりつつあった。 11週目、自転車に乗ってリハビリも始めた。 ところが、3月30日家の中の玄関でつっかけを履こうとして足を踏み外し、左脚のアキレス腱を再度断裂した。 その瞬間

BRM618もてぎ時計回りはDNFにした

今シーズン初のブルベはDNFに終わった。 残念ではあるが今後のために記しておく。 この時期北関東は夕立、最近はゲリラ豪雨ともいうが、午後激しい雨が降ることが多い。ブルベの前々日の木曜と金曜はそうだったので、土曜日もそうなることを予想した。 2014年にもゲリラ豪雨にやられたので。 それに備えて雨装備であるモンベルの上下レインウエアとレインシューズカバーを持って行ったが、今回は使わなかった。というか雨が降る前にDNFしたからだが。 スタートが朝の7時に戻ったので、朝は4:15に起床して5時ちょうどくらいに家を出た。いい感じに北寄りの追い風に押されて楽々袖ヶ浦についた。 Beeサイクルのたけしさんがお見送りに来てくれていた。Beeからは2名同じ時計回りに参加メンバーがいた。どちらも速いので早々にはぐれてしまった。 スタートは7:10。最初の山までは3、5名で固まって進んだ。向かい風がきつい。先頭も交代した。まだここでは頑張らず、自分より速い人には先に行ってもらう。決して追いかけないこと。 PC1の原田には向かい風のおかげで少し遅れて到着する。よって休憩時間を短くする。 無駄な動きがないようにコンビニ内での動きを効率的にする。具体的には、まずトイレに入って排泄をした後でシャモアクリームを塗って、手を洗って顔を洗う。 売り場ではあらかじめ買うことに決めていたパンとおにぎりコーナーを周ってレジに向かう。支払いはApple Payでサクッと、、、するつもりが、スマホの電池容量をサーブするため電源が切ってあった。。 スマホ起動するも待てなくて現金で支払う。失敗。次はお店に入る前に電源を入れる動作をしよう。 原田からしばらくはいつもの練習道、しかしここは頑張って登らない、回さないでやりすごす。平地は向かい風であるが160Wの出力に抑える。スピードは25km/hも出ないが仕方ない。 今回はブルベライダーの参加人数が五十人もいないと思われる。うぐいす以降はほぼ他の人と一緒になることは稀になった。 なので、他のライダーとの会話も少なめ。 9時頃原田を出発して、誉田、佐倉を通って100キロ地点のPC2には12時少し前に着いた。15分くらい停まって12:15出発。