さて、もう1週間経ってしまったが、レポートが終わっていない。。。
すっかり日が落ちて夜間走行となった。静かな茂木の町を抜け、林の交差点右折しサーキット方面に向かう。
だらだら坂を上って行くとサーキットの臨時駐車場の看板が見えた。
下りに入り真っ暗な細い田舎道を突っ走る。ちょうど先頭になってしまったので急いで先行車を探してなんとか追いつく。森の中に何か光るものが、と思ったら蛍だった。夜間走行で良かったと思える瞬間だ。
暗くなるとペースは落ちてくるので集団になりやすい。
小径車の速い方が先頭になり、10人くらいの集団になった事もあった。
真っ暗な道を高速で走る、これもまた楽しい。なんだか異空間を彷徨い走っているような気がする。
途中で一度コンビニに寄り、集団からはずれる。
なんだかんだ迷いながらもでPC5に到着。人影も少なくなってきた。
店の前に横たわって寝ている人もいる。寒くないのか?
我々は300km地点付近の健康ランドで仮眠を取る予定のため、急ぎ出発する。
これまた迷いながらあずま健康ランドに3時過ぎに到着。風呂に入り広間に並べられたいすで寝る。
健康ランドで寝るのは初めてだったのでちょっと緊張。既にたくさんのおじさんたちが寝ている。しかもいびきが非常にうるさい。こんなとこで寝れるのか?と思ったが、いすに横渡った瞬間に寝ていたようだ。また次の瞬間に同行者に起こされた。あ、やべ、約束の4時出発を既に5分過ぎてる。
急いで起きて準備するが、実はもう一人まだ寝ていた。。。
結局4時半過ぎに健康ランドを出発。既に空は明るい。
少し走ると利根川だ。ついに千葉県に戻ってきた。
そう思うと少し元気が出るが。少し眠いし、お尻も痛い。
痛いんだけど、眠い。
痛いから、平地でも何でも腰を上げて意味なく加速しないダンシングする。
これはほんとにつらかった。
長生のPCで荷物受け取ったら、そのままリタイヤして帰ってしまおうか、本気でそう思っていた。
でも、僚友になんと言えば良いのか、ペダルを踏みながら言い訳を考えていた。いっそタイやバーストしてしまうとか、落車して怪我すれば言い訳になるかな、なんて。(今思えばかなり後ろ向きに走っていた時間帯だった)
成田のPCを過ぎて、真っすぐなはにわ道を再度4人でしりとりしながら走った。
ようやく有人PCの長生村に到着。ここで休憩したらすっかり元気になった。
ゴールまで奔ろうという気になった.
ここから先は生まれ故郷でもあり、良く知った土地である。
距離は長くともすべて頭の中にコースがあるため何の不安も無い。そういうことでモチベーションが上がってきた。眠気はガムをかむ事で取り払われる。
さあ、あと200kmだ。
つづく
すっかり日が落ちて夜間走行となった。静かな茂木の町を抜け、林の交差点右折しサーキット方面に向かう。
だらだら坂を上って行くとサーキットの臨時駐車場の看板が見えた。
下りに入り真っ暗な細い田舎道を突っ走る。ちょうど先頭になってしまったので急いで先行車を探してなんとか追いつく。森の中に何か光るものが、と思ったら蛍だった。夜間走行で良かったと思える瞬間だ。
暗くなるとペースは落ちてくるので集団になりやすい。
小径車の速い方が先頭になり、10人くらいの集団になった事もあった。
真っ暗な道を高速で走る、これもまた楽しい。なんだか異空間を彷徨い走っているような気がする。
途中で一度コンビニに寄り、集団からはずれる。
なんだかんだ迷いながらもでPC5に到着。人影も少なくなってきた。
店の前に横たわって寝ている人もいる。寒くないのか?
我々は300km地点付近の健康ランドで仮眠を取る予定のため、急ぎ出発する。
これまた迷いながらあずま健康ランドに3時過ぎに到着。風呂に入り広間に並べられたいすで寝る。
健康ランドで寝るのは初めてだったのでちょっと緊張。既にたくさんのおじさんたちが寝ている。しかもいびきが非常にうるさい。こんなとこで寝れるのか?と思ったが、いすに横渡った瞬間に寝ていたようだ。また次の瞬間に同行者に起こされた。あ、やべ、約束の4時出発を既に5分過ぎてる。
急いで起きて準備するが、実はもう一人まだ寝ていた。。。
結局4時半過ぎに健康ランドを出発。既に空は明るい。
少し走ると利根川だ。ついに千葉県に戻ってきた。
そう思うと少し元気が出るが。少し眠いし、お尻も痛い。
痛いんだけど、眠い。
痛いから、平地でも何でも腰を上げて意味なく加速しないダンシングする。
これはほんとにつらかった。
長生のPCで荷物受け取ったら、そのままリタイヤして帰ってしまおうか、本気でそう思っていた。
でも、僚友になんと言えば良いのか、ペダルを踏みながら言い訳を考えていた。いっそタイやバーストしてしまうとか、落車して怪我すれば言い訳になるかな、なんて。(今思えばかなり後ろ向きに走っていた時間帯だった)
成田のPCを過ぎて、真っすぐなはにわ道を再度4人でしりとりしながら走った。
ようやく有人PCの長生村に到着。ここで休憩したらすっかり元気になった。
ゴールまで奔ろうという気になった.
ここから先は生まれ故郷でもあり、良く知った土地である。
距離は長くともすべて頭の中にコースがあるため何の不安も無い。そういうことでモチベーションが上がってきた。眠気はガムをかむ事で取り払われる。
さあ、あと200kmだ。
つづく
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