スタート〜PC1まで 117キロ
埼玉県の越生をスタートし、藤岡辺りを通って倉渕村(旧称)から軽井沢側に抜けるため二度上峠を超えるコース。この峠はクルマでも通ったことはない。
■スタート迄
ニューサンピア越生に3000円で相部屋素泊まりした。家を金曜日の17時過ぎに出発し、蘇我の松屋で夕食をとり蘇我駅から輪行で越生へ。新木場で乗り換えて有楽町線から東武東上線に接続。駅探によるとTJライナーに乗り換えよ、と指示されふじみ野駅で乗って来た列車を降りる。東上線は本数も多く次々にやってくる。同じホームに準急が来たがこれは見送り。次に特急?らしき列車が来た。???これがTJラーナー?と思い乗り込む。しかし次の駅で「TJライナーに乗り換えは次の駅で乗り換えろ」的な車内アナウンスがある。そこでこれはTJライナーでないことに気づく。言われた通り駅で乗り換えて無事ライナー乗車。椅子が前向きに並んでいていい感じ。私鉄っていいなと思う、でも乗り馴れないと難しい。
坂戸で越生線に乗り換える。単線なので駅での待ち合わせがある。
21時頃越生駅に到着。ブルベの同志(おじさん)が一人同じ列車に乗っていて、一緒に駅前で自転車をくみ上げる。
セブンイレブンで明日の朝食を買い込みニューサンピア越生に到着。
フロントで料金3000円を支払う。部屋は合宿所別館的なところにあり、本館からは離れている。
部屋に到着すると同室の方三人はもうそろっていて、一人はもう就寝しているようだ。
起きていた二人の方と少し話をして風呂に行く。風呂から戻ると部屋は真っ暗になっていたので明日の準備して寝た。風呂は広くてよかった。
が、あまり寝付くことができず、3時に4時スタートの方が出かける音で目覚める。4時に起きる迄はうとうとしただけ。
��時過ぎに部屋を出発し、スタート会場である第4駐車場まで自転車で移動する。自転車はフロントのある広いロビーの片隅に置かせてもらっていた。
普通にブルベの受付、ブルベカード記入する。ブリーフィングは5:20くらいから。カヤノ平からの下りの道にグレーチングがあるので気をつけろとのこと。
��時少し前から車検開始、そして出発。
■スタート後
バラバラとスタートするが、信号で引っかかるたびに固まりが出来、そしてまた離れていく。これを藤岡までの平坦区間で繰り返し、最後は同じくらいのペースの人たちだけと顔を合わせるようになっていく。
これはどのブルベでも同じ。
初めて埼玉、群馬の山沿いの地域を走って感じたこと、それは田んぼの稲の小ささだった。千葉県は早稲が多いので5月連休迄には田植えを終えて、今時分は稲もだいぶ大きくなっている。しかしここ埼玉ではつい最近田植えしましたよ、と言うくらいの状態である。これがなぜなのかは後日調べてみたい。
また、農家のつくりも千葉県とはだいぶおもむきが違っていた。どこがどう、と言う細かいところ迄はよく見られなかったがこれも後日比較研究してみたい。
藤岡あたりを過ぎて、多くの人が行動する時間帯になり、クルマも人も増えて来る。脇道から飛び出して来る高校生に注意が必要。本当に危なかった。高崎、安中を過ぎて登りが始まって来る。しばらくすると旧倉渕村にでてくる。ここは初めて来た場所だが「三の倉」という地名が表すように、広い農地、田んぼが広がっていて風景も良いところだと感じた。あまり観光的なところは少なそうだが、道祖神や小栗上野介のなにやら石碑があり時間があったら眺めたいところであった。しかし時間が許しそうになく、コンビニストップはこの三の倉にあるセブンイレブンでのみ。
アイスコーヒーと炭酸水88円を購入。コーヒー飲んでリフレッシュ後スタート。炭酸水はボトルに入れたがPODIUMの飲み口から炭酸の力で水が漏れて来て困った。これは止めた方がいい。
二度上峠を目指してどんどん登っていく。だいぶ登った、と思った所で初めてコーナーに順番と残りの距離が表示される。最初は後8キロ、なんて表示が出てだいぶ頭がくらくらした。既にそこまでかなり登って来た気がしていたから、あと8キロだなんてそれってヒルクライムレースレベルじゃない?
斜度もどんどん険しくなり9−10%が続く。ケイデンスもスピードも落ちてやっと8キロくらいで登っていく。健脚な方はどんどん追い抜いていくが、私はいっこうに誰にも追いつけない。自分は参加者の中で一番遅いのではないか?という疑問が事実となって突きつけられた気がした。しかし最初の登坂で挫けるわけにはいかない。先には渋峠が待っている。早くPC1に行きたい、コーナーは後いくつ、距離は何キロ?ただそれだけを考えて忍の一文字の気持ちで登った。
やっと1300メートル超の峠に到着し景色を楽しもうと自転車から降りた瞬間に右足ももの裏側が攣ってしまい、自転車を倒してしまった。側には一人だけブルベライダーが仲間を待っていたが、恥ずかしいことこの上ない。その方は見て見ぬ振りをしてくれたようだった。
少しストレッチして早々に坂を下る。時間に余裕はない。
位置エネルギーを大放出してあっという間にPC1のコンビニに到着する。時間的には12時前に着いたので予定通り。お昼時だったので多くのブルベライダーは昼食をとっていたが、セブンイレブンでおにぎりが食べたかったのでPC1では水だけ購入し再スタートする。草津の登り口のセブンイレブンにこれまたあっという間に到着する。ここでは誰もいなくて一人でゆっくりと食事をした。
そらは曇りがちだったが晴れ間も見えて来た。折角登るのだから晴れた方がいいなぁなんて、この時点ではのんきに考えていた。これから登るときの苦しさをあえて考えないようにしていた。
続く
二度上峠
セブンイレブンのコーヒーはうまい
三の倉
埼玉県の越生をスタートし、藤岡辺りを通って倉渕村(旧称)から軽井沢側に抜けるため二度上峠を超えるコース。この峠はクルマでも通ったことはない。
■スタート迄
ニューサンピア越生に3000円で相部屋素泊まりした。家を金曜日の17時過ぎに出発し、蘇我の松屋で夕食をとり蘇我駅から輪行で越生へ。新木場で乗り換えて有楽町線から東武東上線に接続。駅探によるとTJライナーに乗り換えよ、と指示されふじみ野駅で乗って来た列車を降りる。東上線は本数も多く次々にやってくる。同じホームに準急が来たがこれは見送り。次に特急?らしき列車が来た。???これがTJラーナー?と思い乗り込む。しかし次の駅で「TJライナーに乗り換えは次の駅で乗り換えろ」的な車内アナウンスがある。そこでこれはTJライナーでないことに気づく。言われた通り駅で乗り換えて無事ライナー乗車。椅子が前向きに並んでいていい感じ。私鉄っていいなと思う、でも乗り馴れないと難しい。
坂戸で越生線に乗り換える。単線なので駅での待ち合わせがある。
21時頃越生駅に到着。ブルベの同志(おじさん)が一人同じ列車に乗っていて、一緒に駅前で自転車をくみ上げる。
セブンイレブンで明日の朝食を買い込みニューサンピア越生に到着。
フロントで料金3000円を支払う。部屋は合宿所別館的なところにあり、本館からは離れている。
部屋に到着すると同室の方三人はもうそろっていて、一人はもう就寝しているようだ。
起きていた二人の方と少し話をして風呂に行く。風呂から戻ると部屋は真っ暗になっていたので明日の準備して寝た。風呂は広くてよかった。
が、あまり寝付くことができず、3時に4時スタートの方が出かける音で目覚める。4時に起きる迄はうとうとしただけ。
��時過ぎに部屋を出発し、スタート会場である第4駐車場まで自転車で移動する。自転車はフロントのある広いロビーの片隅に置かせてもらっていた。
普通にブルベの受付、ブルベカード記入する。ブリーフィングは5:20くらいから。カヤノ平からの下りの道にグレーチングがあるので気をつけろとのこと。
��時少し前から車検開始、そして出発。
■スタート後
バラバラとスタートするが、信号で引っかかるたびに固まりが出来、そしてまた離れていく。これを藤岡までの平坦区間で繰り返し、最後は同じくらいのペースの人たちだけと顔を合わせるようになっていく。
これはどのブルベでも同じ。
初めて埼玉、群馬の山沿いの地域を走って感じたこと、それは田んぼの稲の小ささだった。千葉県は早稲が多いので5月連休迄には田植えを終えて、今時分は稲もだいぶ大きくなっている。しかしここ埼玉ではつい最近田植えしましたよ、と言うくらいの状態である。これがなぜなのかは後日調べてみたい。
また、農家のつくりも千葉県とはだいぶおもむきが違っていた。どこがどう、と言う細かいところ迄はよく見られなかったがこれも後日比較研究してみたい。
藤岡あたりを過ぎて、多くの人が行動する時間帯になり、クルマも人も増えて来る。脇道から飛び出して来る高校生に注意が必要。本当に危なかった。高崎、安中を過ぎて登りが始まって来る。しばらくすると旧倉渕村にでてくる。ここは初めて来た場所だが「三の倉」という地名が表すように、広い農地、田んぼが広がっていて風景も良いところだと感じた。あまり観光的なところは少なそうだが、道祖神や小栗上野介のなにやら石碑があり時間があったら眺めたいところであった。しかし時間が許しそうになく、コンビニストップはこの三の倉にあるセブンイレブンでのみ。
アイスコーヒーと炭酸水88円を購入。コーヒー飲んでリフレッシュ後スタート。炭酸水はボトルに入れたがPODIUMの飲み口から炭酸の力で水が漏れて来て困った。これは止めた方がいい。
二度上峠を目指してどんどん登っていく。だいぶ登った、と思った所で初めてコーナーに順番と残りの距離が表示される。最初は後8キロ、なんて表示が出てだいぶ頭がくらくらした。既にそこまでかなり登って来た気がしていたから、あと8キロだなんてそれってヒルクライムレースレベルじゃない?
斜度もどんどん険しくなり9−10%が続く。ケイデンスもスピードも落ちてやっと8キロくらいで登っていく。健脚な方はどんどん追い抜いていくが、私はいっこうに誰にも追いつけない。自分は参加者の中で一番遅いのではないか?という疑問が事実となって突きつけられた気がした。しかし最初の登坂で挫けるわけにはいかない。先には渋峠が待っている。早くPC1に行きたい、コーナーは後いくつ、距離は何キロ?ただそれだけを考えて忍の一文字の気持ちで登った。
やっと1300メートル超の峠に到着し景色を楽しもうと自転車から降りた瞬間に右足ももの裏側が攣ってしまい、自転車を倒してしまった。側には一人だけブルベライダーが仲間を待っていたが、恥ずかしいことこの上ない。その方は見て見ぬ振りをしてくれたようだった。
少しストレッチして早々に坂を下る。時間に余裕はない。
位置エネルギーを大放出してあっという間にPC1のコンビニに到着する。時間的には12時前に着いたので予定通り。お昼時だったので多くのブルベライダーは昼食をとっていたが、セブンイレブンでおにぎりが食べたかったのでPC1では水だけ購入し再スタートする。草津の登り口のセブンイレブンにこれまたあっという間に到着する。ここでは誰もいなくて一人でゆっくりと食事をした。
そらは曇りがちだったが晴れ間も見えて来た。折角登るのだから晴れた方がいいなぁなんて、この時点ではのんきに考えていた。これから登るときの苦しさをあえて考えないようにしていた。
続く
二度上峠
セブンイレブンのコーヒーはうまい
三の倉
コメント
コメントを投稿